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2006.05.09

WEB2.0 7つの原則 その6.「デバイス(機器)の枠を超える」

WEB2.0的であること・・・それは結構難しいようだ(笑)。
デバイスの枠を超える。これからのサービスはパソコン用とか携帯向け・・・などという装置に依存していてはだめなんだそうだ。

ソニーが長年マルチメディアの世界で実現したかったことは、いともかんたんにiTMSやiPODによって実現された。最初から複数の装置で使われることを前提としたファイル構造、その勝利だろう。
これからはデバイスに縛られてはいけないのだ。

しかしわが社の今の状態はどうだ。わが社のサポートはパソコンのそれもwindowsに限ったサービスになっている。確かにメジャーなフィールドではある。
しかし・・・ユーザーがこのようなフィールドの枠を超え始めたら・・・我々のサービスもデバイスを超えなければならない。

たとえばこんな仕事が出始めた。オーディオコンポをインターネットに無線でつなぐのだ。
CDを入れると音楽の再生と同時に、ネット上にある最新の情報がダウンロードされて表示される。そしてさらには家庭内LANでPCとオーディオコンポは合体する。

CDのダビングや録音は無線で行われるのだ。そのうちコンポの制御もビデオカメラからのビデオ編集作業もすべて無線で行われるようになるかもね。

我々のサービスも家庭内へ入っていくのか?

経営はいつも決断の連続だ。進むべきかさがるべきか、家庭内ネットワーク?パーソナルネットワーク(携帯)?
そして分野もさることながら、そのスピードが問題なんだよねぇ。

人よりちょっと先駆ける、そのリスクを負えるか?

決断の連続だ。

1971年。小学校六年だった。第二次世界大戦、いや太平洋戦争というべきか。
この戦争の著名な局面で、両軍の司令官がどのような決断をしたのか、その決断に至るまでの過程、そして結果。それらを劇画調のアニメーションで実現したテレビ番組があった。
とても興奮しながら見たものだ。
人生・・・を意識するよりも幼かったが、それでも・・・きめることの重要性、そして責任を子供心に学んだものだ。
決断と責任はつきものなんだ。

決断という言葉で思い出した。35年もたつのか(笑)。

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