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2017.03.03
インターネット社会で最も重要な個人情報は?
今日も誕生日祝いのお知らせをFacebookから受け取りました。個人情報をネットに晒すのは危険・・・だれもが疑いようのない事実ですが、誕生日くらい・・・と思われているのでしょうか。
こうやって通知が来るというのは、公開されているということですね。その人のページへ行って、基本情報を見れば出ていますね。
SNSは知り合いの交流の場だし、本名登録だし・・・と危機感が少ないのかもしれませんが、本名でなくてもアカウントは作れるし、友達の友達は「赤の他人」だったりします。(w
基本情報の設定をするときは、「友達だけに限定しよう!」と決めても、最初は知りあいだけに友達承認をしていたのが、いつの間にか『来るものは拒まず』と、どんどん友達を広げてしまったりします。
人間は、最初の頃の重要な決めごとを、その時々で変えたりしますが、変える時にそれまで変えない前提で行っていた、別の項目への影響まで気が回らないことが良くあります。(w
秘匿すべき個人情報とはいえ、個人で自宅で事業をしている人は住所も電話番号も公開しなければ話になりません。
つまり人によって、「秘匿すべき個人情報」というのは、ちがってくるといのが私の考えです。そして仮に流出しても、それほど害にならないものと、とても危険な情報とが存在します。
だからどれを公開するかしないかは自分で決めることですが・・・
私は、生年月日は公開しないほうがいいんじゃないかな、と思っています。
SNSだから、みんなからお誕生日おめでとう!って言われると嬉しいと思うんですけどね、かなり危険な気がします。
生年月日は個人を特定する重要なファクターなんですよね。
いろんなサービスに電話して本人確認するばあい、ほとんどのサービスが名前と「生年月日だけ」です。
かなり危険です。
さらにメールアドレスと誕生日がくっつくと、いっきにリスクが高まります。メールアドレスは基本的に、「公開してもかまわないもの」に入りますので、名刺やその他様々なところで公開されると思います。
また様々なサービスはIDとPWで保護されている場合がほとんどですが、それらの設定を変える、あるいはPWが分からなくなったから、通知させるサービスでは、本人特定のための項目はメールアドレスと誕生日が多いです。
登録メールアドレス(それがIDとして公開されている場合もあります)はとても重要なキーです。
もし、メールアドレスのPWが流出すると・・・
従って数ある個人情報の中で、現在最も重要なものはメールアドレスのPWであり、そしてその次が、私は誕生日だと思っているんですよね。(^^
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