スタッフブログ
2009.09.15
コンピュータの話
今日は雑談で皆とコンピュータ導入の話で盛り上がりました。
この世界で20数年生きてきたから、まあ、普通の人よりコンピュータを理解しているつもり。
みんなも勢い私に質問する感じで、久しぶりにコンサルティングのまねごとを(笑
まず、失敗するコンピュータ化のよくあるパターンは・・・
1.コンピュータにずべてをやらせたがる
2.コンピュータは何ができるの?と聞きたがる
3.全自動を夢見てしまう
どれも幻想です。こんなアプローチではまず失敗しますね。
もっとも現実的な対応は・・・次のようなアプローチ。
1.まず「やりたいこと」を明確に決める
2.その情報を提供してくれるためのシステムを考える
3.ほどほどのところで手をうつ(笑
特に3.は重要ですね。
ほどほどでいいんです。コンピュータのほどほどは百人力、万人力なんですから。
出来なかったことができるようになる、それだけでいいじゃないですか。
完璧にできなくてもいいんです。^^
その時に「全部コンピュータにやってもらう」のではなく、人とコンピュータが分担して作業に当たるのだいいですね。
人間がやったらとてもじゃないけど時間がかかりすぎる・・・だけど知りたい情報だ。というのをコンピュータにやらせるといいです。
コンピュータの特徴は、「蓄積」、「検索」、「活用」ですからね。^^
情報を溜めて、その中から必要なものを探し(集計、加工を含む)、活用する。
活用するには、人間の活動レベルの行動計画(アクションプログラム)と連動してないといけないですね。
裏を返せば・・・コンピュータの情報処理は「何かをするためにこそ必要」なのであって、やらないのなら情報をため込むことも検索することも加工情報を出力することも・・・すべては無駄、意味のないことなのです。
だからこそ、最も重要なのは経営者などが「こういう活動をするのだ」と、最初に決めることなのです。
その決定なしに情報システムを構築することは、出だしですでに方向を誤っているといっても過言ではないでしょう。
求めよ、さすれば与えられん!です。^^
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