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2006.10.26

新手のネット詐欺

詐欺をする人というのは、まったくよく頭の回る人たちらしい(笑)。
インターネットは新しいツールなので新しい詐欺の宝庫になりうる。

フィッシングサイトが問題になったかと思えば、今度は偽ソフトの販売だそうだ。
これは名づけて「不正ソフトの押し売り詐欺」。皆も気をつけよう(笑)。

今年4月頃から日本語された不正ソフトが出回り始めたようだ。
名前は「WinAntiVirus Pro」「SystemDoctor」「ErrorSafe」「SpywareQuark」「Win Fixer」など。
手口はこんなところ。ブラウザでサイトを見ていると突然「パソコンにエラーが見つかりました」「検出された脅威:255」などと警告メッセージで脅かす。
その後対策ソフト(先ほどの名前のソフト)の購入を促す。

しかし、実際にはウイルス対策の機能も嘘で、それどころか個人情報を抜かれる恐れもある。
紛らわしい名前だが、やはりソフトは信頼できるルートで入手しよう。

またこのようなソフトを発見するツールやサービスも出始めた。しかし忘れていけないのはそれさえも信じすぎたり、頼りすぎるのは考えものだということだ。

やはり最終的にこれらのトラブルから身を守るには、自分自身の五感(第六感も含めて)が一番だろう。
世の中はどんどん進化し、世界が机の上のPCのデスクトップの中に凝縮されていくにしたがってどんどん我々は生物としての本能をなくしがちだが、「あれ?ヤバイんじゃない?!」と感じる感覚はずっと持ち続けたいものだ。

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