スタッフブログ
2006.09.09
まず、WEB2.0を知ること。
WEB2.0とは次世代のWEBという概念を表すための言葉で、「オライリー」社のティム・オライリー氏が名づけた。
WEBの進化を定義づけようと試みた幾人かが、「Dynamic WEB」「Live WEB」など考えたが、ネーミングのよさと、機能を定義せずその性質(初期のWEBから1ステップ、アップした。そして次のステップへ移行する過渡期の状態)を言い表したことにより、支持を集めて昨年から使われ始めた。
まったくカッコイイネーミングだ(笑)
今では流行語になっていて、女性向けファッション雑誌にも登場している(・・・らしい^^;)。
機能としての明確な定義はないが、今までのWEBが情報の「受信」と「検索」という機能だったのに対し、WEB2.0は情報の「発信」と「共有」という機能も進化し始めた。
つまり、ブログとSNSなどの形に見られる機能である。
小川氏によるとWEB上の情報は、この4つの要素を行き来しながら回転し竜巻のように膨張しているというのだ。そしてWEBというシステム自体も同様に拡大していて、このトレンドそのものをWEB2.0と呼んでいる。
この刺激的な世界のうねりに対して、果敢に覇権を争うべく多くのITテクノロジー系の企業が名乗りをあげた。そして参入と淘汰を繰り返しつつ、現在もっとも成功している企業として「グーグル」が上げられる。
私が彼らのすごさに脱帽するのは、グーグルを創業した「ラリー・ペイジ」と「サーゲイ・ブリン」はスタンフォード大で博士号を取得する時の研究で検索エンジンの骨格と膨張するインターネット上の情報量及び規模を把握していた(計算した数値として理解していた)という点である。
膨張する膨大な空間として、宇宙が上げられるがその正確な規模のイメージを、みなさんは持っているだろうか?
かのガリレオ・ガリレイに匹敵する能力で、彼らは膨張するネット空間の情報量を計算していた。
どんなものであれ、数値によってイメージは具体化され、行動計画なども実現性を帯びてくる。企業にとってとても重要な考え方だ。
ビジョンを策定しても絵に描いた餅にならないようにするためには、数値に落とし込む以外にない。ペイジらは当時のインターネット上のデータ量を正確に把握し、「一週間でネット上のずべてのデータをダウンロードする」というビジョンを明確に持っていたというのだ。
まったく恐ろしい(笑)。
翻ってわが社ではどうか?目標管理の売り上げ目標、月別、カテゴリー別に決めてはいるものの、あくまで生存するための数値でしかない。
その他の長期的ビジョン(あるようでない・・・)の裏づけとなる数値、いったい我々は5年後、10年後にどのような姿なのか、その数値的尺度が無い。悲しい・・・。いや、恥ずかしい。
WEB2.0のはしりのはしり、WEB2.0的会社・・・ということで行き詰ってしまった(笑)。
わが社をWEB2.0的にするためにはどうしたらいいのか!
ではWEB2.0的な要素として7つの個別の要素を検討していく。
乞うご期待 ・・・・・・To be continue!
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