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2006.07.29
迷惑メールで、もっと迷惑に。
迷惑メール防止策の一環としてOutbound Port 25 Blocking がプロバイダーに導入されるケースがある。
こうしたプロバイダーを利用していて、レンタルサーバーの独自ドメインによるメールアドレスを用いている場合(プロバイダSMTPサーバーを用いない場合)メールが送信できないというトラブルが発生することがある。
こうしたトラブルが発生した場合は、メールクライアントの設定で、SMTP のポート番号を 587 あるいは 5190 に設定することでトラブルが回避できる。
<メールクライアントの設定例>
Outlook Expressを例に、SMTP のポート番号を 587 あるいは 5190 に設定する方法を紹介する。
Outlook Express メニュー「ツール」-> 「アカウント」 -> 「メール」 -> アカウント選択 -> 「詳細設定」と進み上図のウインドウを開く。
ここで、「サーバーのポート番号」「送信メール (SMTP)」の欄に、587 あるいは 5190 を記入し、「適用」あるいは「OK」で設定を保存。
参考資料:Outbound Port 25 Blocking
クライアントのインターネット接続に、動的に IP アドレスを発行しているプロバイダーの場合、 プロバイダー提供のメールサーバー以外のメールサーバーからの、Port 25 での接続を遮断する仕組み。
この仕組みによってスパムメールの送信を減らすことが可能とされている。
Outbound Port 25 Blocking の詳細については以下の Japan Email Anti-Abuse Group 様のページを参照してください。
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