スタッフブログ
2016.04.01
こどもとスマホ
4月1日は、新学期のスタートでしょうか、それとも年度末でしょうか。いずれにしてもこの時期、話題になってくるのが『子供と携帯電話・スマホの問題を取り上げた記事』であります。
テレビや新聞も、保護者に対する注意喚起を行っています。
スマホはとても便利ですが、使い方を間違えると簡単にトラブルに巻き込まれてしまう、危険をはらんでいます。
そして、最も重要な点は、「そのような危険を保護者が、あまり気にしていない」ということです。
当社にも時々、そのような事態が起きてから、ご相談にお見えになる場合があります。できれば、未然に防ぐほうが良いですよね。
年齢とその子の精神性、社会性にもよりますが、自我が未熟な子供たちが、無分別に世の中の情報洪水に触れることは、あまり好ましくないと思います。
「大切なお子さんを守る」これは親の義務でありますから、是非スマートフォンを入り口とした、「そこにある危険」を知り、「子供たちをそこから安全に遠ざけておく方法」についても理解されることをお勧め致します。
見ちゃだめよ! うん、わかった~!
では、ダメなのです。
インターネットの世界は、それほど甘くはありません。
・そこにある危険
出会い系サイトでの不純異性交遊トラブル
アダルトサイトへの閲覧と多額の課金トラブル
ゲームへの過度な依存症と多額の課金トラブル
SNSへの不適切投稿による犯罪トラブル etc.
・必須の対策
1)閲覧制限:フィルタリングは18歳未満が携帯やスマホ
を利用する場合、保護者から「申し出が無い限り」設
定することが『義務づけ』られています。
2)利用制限:アプリにより、利用時間や機能を制限する
3)更新制限:アプリの追加や購入などに必要なIDとPW
を保護者が管理し、自由にさせない。
※お子さんとの話し合いで、制限の度合い、使い方など
各家庭で決めることが必要です。
その場合、『約束』だけではなく、物理的に制限できる
仕組みも導入されることを、お勧めいたします。
・望ましい対策
保護者や教師も最新のネット状況について勉強し、授業や
学習に役立つ方法や情報リテラシーの涵養、情報モラルの
修得などを行って、インターネットを賢く利用できる環境
づくりに取り組んでほしいものです。
当社でも、この分野に貢献できるように取り組みを検討し
ております。まずは地元の小学校への啓もう活動からはじ
めて行こうと考えています。
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