スタッフブログ
2008.04.13
グローバルとローカル
今日夕方のニュース。中国のチベット政策・人権問題に抗議して、北京オリンピックの聖火リレーが世界中で妨害を受けている映像が報道されていました。
聖火リレーがこれほどの騒ぎになるのは初めてでしょう。
東西冷戦のさなか、モスクワVSロサンゼルスのボイコット合戦時でも、聖火リレーは安全でした。
そんなニュースを見ながら夕食を摂りました。
ニュース、報道、テレビ映像は確かにグローバルですね。
私もついつい世界の情勢に関心が湧きます。
インターネットもそうですね。情報が世界中を駆け巡ります。うちの会社のサーバーはレンタル部分も含めて、アメリカのシリコンバレー、サンノゼにあります。
否が応でもグローバルな視点になります。
人間の感性・知性はもともとボーダレスだと思います。
想像力は際限なく広がります。どんなところへでも向います。
たとえそれが宇宙の果てまでも。好奇心は限界がありません。
子供のころでも、無限の想像の世界を楽しんだものです。
しかし、昨日の解説(渡辺氏?・・・かすかに記憶が蘇る)によれば、経済は行き過ぎたグローバリズムから、ローカリズムへと転換を始めた、というのです。
私はこの意見に賛成で、人々が身の丈に合った生活を始めるように反動が起きるのではないかと思っています。
インターネットで手軽に知的好奇心は満足されつつも、生活の基盤はどっしりと地域に根差していく。そんなイメージがあります。
端的な例が「食」です。
安いから・・・あるいは、お金を出せばいつも手に入る・・・そういう感覚ではなくて、「安全だから・・・あるいは、地元だから・・・という理由で少し高くてもOKとする。
そんな価値基準が起きてきているのではないでしょうか。
このことは何も「食」だけに限らず、他の小売りも、サービス業も・・・「地元だから」「あの人だから」そういう選択基準が出てきてもおかしくはありません。
人間が人間らしく地域共同体を維持していきたい、と望むならば「お互い様」という感覚をもう一度呼び戻そうではありませんか。
逆に事業者ならば「お互い様」と言ってもらえるような「店づくり」「仕事っぷり」を目指すべきではないでしょうか。そのあたりにヒントがありそうです。
目の前のお客様は大事ですが、感覚までローカルになると将来は危うい気がします。
視野は広く、でも行動は地道に・・・
う~ん。書いていて考えが伝わらないなぁ。
まだまだ考えがうまくまとまらず、うまく言葉にできないもどかしさ感があります。
グローバルな視点とローカルな経済感覚。これらがうまくミックスされたら、地域ナンバーワンも夢ではありません。
ご近所づきあい、うまくいっていますか?^^
私の地区では、今日朝8時から自治会の「川堀」作業がありました。
早朝からみんなで気持ちのいい汗をかきました。
これがわが地域の連帯感です。^^
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