スタッフブログ
2007年11月
2007.11.28
セキュリティは大丈夫か?
これほど情報漏洩問題が騒がれているのに、相変わらずPCのサポートで訪問するとIDやPWをPCの周りに貼り付けた人がたくさんいます。
もちろんわれわれのようなPCで仕事をしている人間が、それを悪用することは少ないでしょう。信用問題ですから・・・(・・・のはず^^)。
しかし会社を訪問する人はたくさんいます。
他社の営業マン、配送会社の人、集金やマットなどの交換・・・休日に無人のオフィスの掃除を清掃会社に任せているところ・・・
ある会社では保険のセールスレディやヤクルトの人が各人の机の周りをうろうろ。
目が点になるような風景です。
特にヤクルトさんは、机の中から小銭を出して、ヤクルトを1個置いていきます。
初めてこの光景を目にしたとき、この傍若無人ぶりには本当に驚きました。
なんともオフィスにたくさんの部外者が出入りしていることでしょう。
最近では、ネットにつないだPCの内部が流出する、というシステムの問題がクローズアップされていますが(Winny+ウイルス)人間のセキュリティの甘さは、そんなもの吹っ飛ぶくらいのとんでもないレベルです。^^
私は最近PCに保管していたIDとPWをまとめたファイルを、USBメモリに移しました。
ネットにつながった状態にしておかないためです。
必要なときにUSBをさして確認します。
これはいいアイディアですが、さらなるリスクとしてUSBメモリを落とすことが考えられます。落としたメモリから情報が流れないように固有名詞などはできるだけ入れないようにしています。
そして最近、暗号化ソフトで圧縮し暗号化しています。
中を見るためにはパスワードが必要です。
自動ですがいちいちパスワードで解凍させるようにしています。
そして確認したら、解凍したファイルを1回1回削除します。
これでほぼ大丈夫でしょう。
ただし、これでも心配なのは・・・
拾った人が、何かの気まぐれで、ファイル復活ソフトを試してみようと思ったときです(爆)
消した、解凍後の無防備なファイルが復活させられたら・・・
情報は丸見えになりますね。
まあ、USBメモリを落とさないように事務所や自宅の鍵と一緒にキーケースに入れていますが、拾った人が好奇心を持って、メモリの中をしらみつぶしに調べてみようという気を起こさないように願うばかりです。^^
暗号化ソフトは無料でもとてもいいものがあります。
簡単ですから、興味のある人は利用することをお勧めします。
特に、誰にも見せたくない、見せられないような秘蔵の写真・映像などをPCに入れている人は・・・絶対に使うことですね^^
2007.11.27
Microsoftついに・・・敗北。
Microsoft社とEU(ヨーロッパ連合)の法定闘争は、EUに軍配が上がりました。
アメリカの公正取引委員会との独占禁止法違反の戦い。
アップルコンピュータとのwindows特許侵害の裁判。
様々な戦いに勝利し、PCソフトウエア業界に君臨するMicrosoft社もついに敗れるときが来ました。
裁判の焦点は、windowsの基本技術の公開要求です。
企業にとって自分たちの秘密中の秘密、ライバル会社には絶対に守り通したい部分の公開を求める欲求は時代の流れです。
オープンソース化。
つまりは、ひとつの企業の独占的知識があまりにも強大になり、クローズになってしまうと利用者は不利益をこうむるという考え方ですね。
企業の技術権利、「特許」の権利は認めつつ、その影響力と利用者の知る権利とのバランスを取ったということでしょう。
これで一気にパソコン業界も変わるかもしれませんね。
2007.11.15
GYAO NEXTを試す
最近有線ブロードキャスティング(有線放送の会社のインターネット版)が提供しているGYAONextの無料体験サービス1か月を試してみました。
インターネットの回線を使って、動画の配信をしようという試みです。
飲み屋などに置いてある有線放送、この音だけの世界からインターネット、そして動画配信とサービスを拡張してきました。
テレビとインターネットの融合というのは10年くらい前から言われてますが、それを実現するのはテレビ会社でもインターネットプロバイダでもなく(まぁ、有線放送はプロバイダになってますが)有線放送という音だけの放送局でした^^。
インターネットのルーターにGYAOの受信機をLANケーブルで接続したら、ソフトウエアのバージョンアップが始まります。
それからユーザー名、パスワードを設定。
リモコンでテレビに表示された文字を打ち込んでいくのはちょっと新鮮な感覚でした^^
まあ、15分くらいで設定終わり!
で、その性能は?
現在インターネットを光でつないでいるので、GYAOの推奨値12.8Mbpsを確保できています。
配信スピードは問題なく、視聴は問題ないのですが、なぜか明るさが5秒サイクルで暗くなったり明るくなったり・・・(;一_一)
これはテレビとしてはいただけません。
番組もドラマや映画はちょっと古いかな?
でも、UGAの通信カラオケ(カラオケボックスと同じです!^^)も合わせて、月3,980円はどうでしょう?高いかな?安いかな?^^
1曲かけてみましたが、結構面白かったです^^
時代は確実に進歩していますねぇ。
2007.11.14
Winnyな人たち
Winnyな人たち ・・・ 「塀の中の懲りない面々」とはちょっと違います。
後者は何度も同じミスを繰り返す人たち^^。で前者は?
すごく研究熱心だったり、好奇心が強くそれでいて『自分だけは大丈夫!』と根拠のない楽観的考えを持つ人たち。
別にWinnyじゃなくてもいいです。たとえば、エイズが大問題になっているときも風俗通いをやめない人たち、あるいはこれだけ煙草の害が報道されていても煙草をやめない人たち・・・他にもたくさん例はありますね^^。
ではなぜ、Winnyか?それは何度も何度も繰り返される、WinnyとウイルスAntinnyによって起きる情報流出の被害が繰り返されるからであります。
これだけ被害が起きていて、それに危険です!Winnyを使わないように・・・と報道されているにも関わらず・・・人はWinnyを使ってしまうのです。
Winnyはその構造自体にAntinyなどのウイルスを広く感染させてしまう機能があるのですが、さらにWinnyを使う人はとっても困った傾向を持っています。
そのことによって被害を撲滅させることなど不可能かと思ってしまいます。
それは、
1.自分から欲しい映像を取りに行っているため、手に入れた瞬間うれしさのあまり、ウイルス感染の疑いなどすっかり忘れてしまいがちということ。
※だって、見たいんだもん・・・・・で、一巻の終わり(;一_一)。
2.Antinnyは開きたくなるような小憎らしい名前でウイルス感染ファイルを用意するので、人はこの誘惑に負けてしまう。
※だって、「miyuちゃん」なんてファイル、仮に毒入りであっても、人は見てしまうのですよ・・・。
3.ダウンロードをスムーズにするために、警告するウイルス対策ソフトを解除してしまいがちであること。
※だって、一晩ダウンロードして、朝みたら警告メッセージで止まっていたら、ガッカリするもん・・・・・
ということでWinnyを使う人は、簡単に感染してしまいがちなのです。
報道を見て、そんなにすごいことになるなんて、どれどれどんなソフトなんだ?と自分から研究熱心なあまりwinnyをダウンロードして使ってみる人がいるというのですから、まったく気がしれませんね。
Antinnyに感染すると・・・WinnyはこんどはPCのファイルを公開し始めます。ということで個人情報、企業の重要情報などがネット上に無防備に放置されることになるのです。
あなたのPCには人に見られたら困るとってもプライベートなモノがありませんか?^^;
だったら・・・Winnyは使っちゃだめですよ。
あなたとあなたの大切な人のためにも。
でも・・・好奇心が強くて、研究熱心で、それでいて自分だけは大丈夫!って根拠のない楽観主義者は、実は起業家に多い性質なんですよねぇ(爆)
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