スタッフブログ
2006.05.11
ユビキタス -指、来たすー
ユビキタス・・・「いつでも、どこでも、だれにでも」ネットワークを介して、様々なデジタルデータにアクセスして目的を達成できる環境。
そんな世界がもうすぐ到来しそうな昨今。子供の頃に、いや学生の頃に見たSFの世界が広がる。
ユビキタスという言葉は、飽きっぽいマスコミでは語られることは少なくなったが、着実に現実化しつつある。代表的な機器としては携帯電話端末だろう。その機能拡張は通話以外にも、インターネット接続、メール送受信、さらにはテレビ、ラジオ、カメラ、スケジュール管理、PCとのデータ互換、ナビゲーション、GPS機能・・・とどまることをしらない。
もちろん我がPCも健在だ。街のホットステーション、フリーアクセスポイントはマクドナルドを代表選手として町中に広がりつつある。
「いつでも、どこでも・・」が実現しそうだ。
そこで問題だが、わが社はユビキタス社会の到来に向けて何をしよう。どう社会と関わり、貢献できるであろうか。現在の路線で行けば、「情報リテラシーの涵養」であることは間違いない。
ユビキタス社会の最後の砦、「誰にでも」。これは機器の進化とあわせて使う人の能力を向上させることで実現できる。我々にできることは。パソコンスクールや個別企業の指導の場面で、単に操作を覚えてもらうとう事ではなく、PC操作、データ管理と言ってもいい、その基本的な概念の理解、そして自由な応用、そんなことが出来ような指導を心がけることだろう。
「なぜ」そうするのか「どうして」そうなのか、そんな言葉がキーワードになる。
すぐ忘れる・・・、そうお嘆きの方は一度、「なぜそうするのか」「どうしてそうするのか」と考えてみたらどうだろう。「なるほど!」と思ったことは、覚えていなくても画面を見たら操作が想像できるはずである。
実はPCはそういう風な思想で作ってある。操作を記憶するようには出来ていないのだ。
今度こんなフォーラムに出ることになった。
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