スタッフブログ

2005.11.11

人間とコンピュータの合体

 

レバーを押すと水が飲める装置に、脳の神経をつないだラットの実験が紹介された。前足でレバーを押すと水が出る装置だが、実際にはレバーは他の装置にはつながっていない。
レバーを押すときの前足を動かす神経信号をPCにキャッチして、前足でレバーを押せば水が出るようにした装置である。
ラットはある日、レバーを押さなくても(前足を動かさなくても)水が飲みたければ前足を動かしたのと同じ信号を発すれば水が出ることを発見する。
そして「思うだけで」水を手に入れるのである。

脳がこのような操作を覚えると、たとえばPCへの文字入力も、完全にバーチャルで頭の中で文字を思い浮かべれば、コンピュータに入力できるようになるに違いない。
人間に採用されるのはずっと先だろうが、脳さえ生きていれば、体は挿げ替えて永遠の命と記憶を手に入れることが出来るかもしれない。
なんとも恐ろしい話である。

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